蒐集品:ヴィンテージハンガー

蒐集品:ヴィンテージハンガー

こんにちは、米本です。MOLTEMANI(モルテマニ)のもの作りへのヒントを探すために、定期的に足を運んでいる蚤の市や骨董市。私たちの拠点となる京都では、そこかしこのお寺や神社で蚤の市や骨董市が催されます。そこで、欠かさず探してしまうものが「ヴィンテージハンガー」。

木製ならではの経年変化の美しさや描かれているフォントのデザイン、形状など、どれもユニークなものばかり。現代のハンガーには見ることのできない、絶妙なディテールに魅力を感じます。

一見ガラクタのようにも感じられますが、よく見てみると左右非対称だったり、表面が凸凹に削られていたり、フォントの印字が掠れていたりします。そこからはハンガーを作った人の、手仕事の温もりを感じることができます。

購入先の店主の話によるとタイプによっては、100年以上経過しているものもあると言います。そして私たちの手にたどり着くまでには、国境を越え色々な人の手に渡って使われてきたことが想像できます。そう思うだけで感慨深いものがあります。長い間受け継がれていくものには、言葉にはあらわしづらい魅力があります。こうした昔から使われ続けているものから、MOLTEMANI(モルテマニ)のもの作りへのヒントを探りつつ、これからも飽きることなくヴィンテージハンガーを蒐集していこうと思います。

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