こんにちは、よねもとです。
1st Collectionでリリースした「15.2oz Heavy weight(15.2オンス ヘビーウェイト )」シリーズ。
この「オンス」、「ヘビーウェイト 」という言葉をご存知でしょうか?
今回の記事では、この2つの言葉について触れていきたいと思います。
オンスってなに?
まずはじめに「oz(オンス)」のご説明から。
オンスは、生地の重さ(厚さ)を指す単位のことです。
面積に対する生地の重量を表していて、1平方ヤード( 約90cm四方 )あたりの重さは、約28.35gとなります。
そもそもオンスは、「ヤード・ポンド法」というアメリカを中心に使用されている質量の単位の一つ。
つまり重さを指す単位となりますが、Tシャツやデニム、キャンバスといった生地の厚みの表記として使用されています。
オンスを確認すれば、生地の大体の厚さを判断することができるようになります。
オンスの数値が大きければ大きいほど生地が厚く、耐久性に優れていると言えます。
ちなみに数が小さい方から換算がスタートします。
1オンス、2オンス、3オンス. . . といった感じです。
ヘビーウェイトってなに?
次に「Heavy weight(ヘビーウェイト)」です。
ヘビーウェイトは、直訳すると「厚さがある・タフな」と言ったニュアンスになります。
いわゆるオンスが、大きい数字の生地のことを「ヘビーウェイト」と呼ばれています。
一般的には、7オンス位からヘビーウェイトに該当します。
対義語として薄い生地のことは「ライトウェイト」です。
「15.2oz Heavy weight(15.2オンス ヘビーウェイト )」シリーズ
それでは、ファーストコレクションでリリースした「15.2オンス ヘビーウェイト」シリーズは、どんな生地でしょうか?答えを先にお伝えすると「超ヘビーウェイト」クラスの極厚生地を使ってプロダクトが作られている、と言うことになります。
ウェブサイトに掲載されている写真だけでは分かりづらい部分もあるかと思いますが、とにかく極厚で丈夫です。
さらに「超ヘビーウェイト」クラスの生地を織るのは、昔ながらの旧式シャトル織り機でしか織ることができず、生産量も少なく希少です。
私たちの活動では「プロダクトをお客様に長く使っていただきたい」「後世に残る、もしくは残したい」と思っていただけるような物作りの考え方を大切に取り組んでいます。
そうするとおのずと、耐久性が求められます。
ガシガシ使い込んでも破けない強さ。
長く使うことで、経年変化が生まれ、自分だけのプロダクトに昇華されて愛着が湧く。
そう言う願いを込めて、ファーストコレクションを「15.2オンス ヘビーウェイト」にしました。
と言うことで、いかがでしたでしょうか?
この生地をご覧になってくださった方が少しでもオンス、ヘビーウェイトについての理解が深まっていただけたら嬉しいです。
日本には、たくさんの良い技術、素材が溢れています。
これからも私たちは、そう言った意味があって受け継がれてきたプロセスを探りつつ、日本での物作りのあり方を発信していけたらと思います。
最後まで、記事をご覧いただきありがとうございました。