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Selvedge Denim Col. / 13.5oz Okayama Denim Hat
Selvedge Denim Col. / 13.5oz Okayama Denim Hat
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Production background / 生産背景
Product description / 商品概要
国産デニムの名産地・岡山で織り上げたセルビッチデニムを使用した「13.5oz Okayama Denim Hat」。
しっかりとした厚みがありながらも柔軟性を備えた生地は、使い込むほどに風合いが増し、表情に深みをもたらします。
シルエットは6枚パネルで構成されたクラシックなハット型。頭のラインに自然と馴染み、日常使いに心地よいフィット感を生み出します。
天ボタンをあえて省いたことで、被った際の圧迫感が軽減され、よりミニマルで洗練された印象に仕上げています。
余計な装飾を排し、素材本来の美しさとフォルムのバランスにこだわった仕上がり。使い込むほどに現れるデニム特有の経年変化を、長くお楽しみいただけます。
生地のこと:岡山県「旧式シャトル織機」
「13.5oz Okayama Denim Cap」のセルビッチデニムが織られているのは、岡山県井原市にある1952年創業の機屋。現在は、4人の職人が織機を調整・操作しながら生地の製織を行っています。
使用しているのは、希少な旧式のシャトル織機。この工場では40年以上にわたって、メンテナンスを重ねながら大切に使い続けています。
この織機は、木管に糸を巻いたシャトルを頻繁に交換しながら運転する方式です。 現在主流の高速織機に比べて、織りのスピードは約1/2以下と非常に遅く、加えて、シャトルの補充や糸切れなどによるエラー停止が頻発するため、効率的とは言えません。
また、織機そのものが旧式であり現在は製造されていないため、部品の入手もまた簡単ではなく、織機を使い続けること自体にも相当な手間と時間を要します。
こうした非効率さを抱えながらも、職人が持つ長年の経験と知識を頼りに今日まで動かし続けているのは、旧式にしか出せないたった一つの表情があるからです。
その魅力は、日々の作業のなかで職人たちが最も近くで見て触れてきたもの。 だからこそ、一つひとつの細かな工程にさえ、妥協のない丁寧な手仕事とこだわりが存在しています。
縫製のこと:京都府「専門の技術」
縫製を手がけるのは、京都府内に工房を構える帽子専門の縫製工場。1950年代に創業し、70年近くにわたって帽子づくりを続けてきました。現在も初代が現場に立ち、2代目とともに5人の職人が作業にあたっています。
この工房では、創業当初から一貫して帽子を専門に扱ってきました。はじまりは、販促用キャップの製造から。時代の移り変わりとともに扱う製品は変わっても、被るものを縫い上げる技術と姿勢は、今日まで途切れることなく受け継がれています。
このハットの縫製には、部位ごとに異なる帽子専用ミシンが用いられています。直線的なパーツがほとんどない帽子は、湾曲したパーツ同士を立体的に組み上げる必要があり、非常に高い縫製精度が求められます。
特にハットのサイズ感は、わずか0.5cmの差でも着用時の違和感に直結するため、仕上がりの正確さがそのまま製品の快適性に影響します。
また、素材ごとの伸縮性や厚みによって縫い進め方も変わるため、職人たちは毎回、素材の特性に応じてミシンの操作を調整しています。この変える判断を瞬時に行える理由は、長年にわたって一貫した技術を磨いてきた経験があるからこそです。
この工房には、50年以上ミシンに向かい続ける職人も在籍しています。生産ラインではなく、人の手と目によって進められる縫製作業は、単に作ることを超えて、"仕上げること"に重きが置かれています。
一つの帽子が完成するまでには、各パーツが正確に組み合わされることが求められており、一切の誤差が許されません。それを可能とするのが、帽子づくりに向き合い続けてきた職人の長年蓄積されてきた高い技術です。
Product size / サイズ
サイズ :フリーサイズ
頭周り 58cm
Material / 素材
Cotton 100%
Notes / 備考
1点1点に個体差による多少のズレがある場合がございます。予めご了承ください。
摩擦により、特に濡れた状態では色移りすることがありますので、ご注意ください。他のものと分離して洗ってください。
お使いのデバイスや環境により、実際の色味と多少異なる場合がございます。







